留守番・いかのおすし




◎留守番


子供が成長するとともに、子供だけで留守番をする機会がやってきます。留守番は子供が自立するために必要な過程ですが、親は子供だけの留守番にさまざまな危険が伴うことを知っておくべきです。

子供を安全に留守番させるためには、まず親が出掛けた後には必ず玄関を中から施錠させるようにします。来客があっても安易に玄関ドアを開けないこと、ドアホンなどで相手を確認し、知らない人や迷った場合には絶対に開けてないことが大切です。これまでにも子供だけの留守番中に宅配便を装った男に家へ侵入されるという事件が起こっています。

また電話が鳴った時の対応も大切です。留守番中には電話に出させないことも一つの方法ですが、相手に留守だと思われると犯行の対象にもなります。ある程度電話の対応ができる子供ならば、相手に「親は手が離せない」などと伝えて「親が不在」ということを知らせないようするのも有効な方法です。

また自宅に帰宅する際には、誰もいなくても必ず「ただいま」と大きな声でいう習慣もつけておきたいものです。
何か不安なことが起こったらすぐに親の携帯電話に連絡するように教えましょう。
子供を留守番させる時に絶対に安全という環境を作ることは不可能なことです。できる限り安全に留守番させるためには、不審者に「家には子供だけではない」と思わせる工夫をし、施錠などの防犯対策をしっかりした上で、なるべく早く帰宅することが大切です。


◎いかのおすし


子供の防犯のために大切な約束事は「いかのおすし」と覚えさせることがお勧めです。
「いかのおすし」の「いか」「知らない人についていかない」の「いか」です。ここで大切なのは「知らない人」の区別をしっかり教えておくことです。

例えば「母親の知り合い」と名乗る人や、「顔見知りのお兄さん」には子供も油断してしまいます。「知らない人」を具体的に教え、例え知っている人でも親の許可なしでついていかないことが基本的な防犯です。

「の」「車に乗らない」という約束です。車に乗ると命に関わる犯罪の危険性が高まります。犯罪者は道を尋ねたり、親の知りあいを装ったりして言葉巧みに子供を誘います。無理やり乗せられることもあるため、声を掛けられても決して車には近づかないことが大切です。

次に「お」「大声を出す」という約束です。相手が怖いとか怪しいと思った時にはとにかく大声を出します。それは周りに助けを求めることにもなり、不審者は驚いて立ち去るでしょう。日頃から家庭で大声を出す練習をするといざという時に役立ちます。

次の「す」「すぐ逃げる」という約束です。相手の態度がおかしいと感じたらすぐに逃げることです。ひたすら走り、子供110番の家やコンビニなど安全な場所へ逃げ込むことが大切です。

最後に「し」「大人に知らせる」という約束です。不審者を見かけた、実際に犯罪に遭ってしまった時には、まず親や学校の先生などに話すことです。犯罪者の口止めには従う必要はないことを前もって教えておきましょう。




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