地域の防犯
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◎子供110番の家
今、街を歩くと「子供110番の家」と表示されている家をよく見掛けます。子供110番の家とは、登下校時や外出時に危険な目に遭った時に助けを求める場所で、警察や自治体の防犯対策として設置が推進されています。
子供110番の家は、平成6年に岐阜県で下校途中の小学生が殺害された事件を受けて同県の小学校区から始まった防犯活動です。現在では全国的に広がり、その数は200万か所以上に上ると推定されています。通学路や遊び場に近い場所を中心に、必ず誰かが在宅し、非常時に対応できる家庭に協力を求めて設置されているものです。
子供110番の家の役目は、子供が助けを求めた時に子供から状況を聴き、状況に応じて家庭や警察、学校などへ連絡し、保護者が迎えに来るまで子供を安全に預かるというものです。現在ではコンビニエンスストアやガソリンスタンド、スーパーなどの店舗にも協力店が増えています。子供110番の家は玄関や門などに分かりやすいように表示板がかけられているため、予め何処にあるかを知っておくことが大切です。
子供110番の家の設置の目的は、地域全体で子供達を見守っているということを不審者にアピールし、不審者が近づきにくい地域を作ることが一つにあります。そして子供達は地域全体で見守られているということによって、安心して行動することができます。
実際の防犯効果は測ることができませんが、このような活動がさらに広がり、子供が安全に暮らせる環境が実現することが望まれています。
◎子供の防犯と地域
子供が被害に遭う犯罪が後を絶ちません。無力な子供を犯罪から守るのは大人の役目です。
防犯は家庭や学校を含めた地域全体が一つになって取り組むことが大切です。住民が一つになり協力しあっている地域に不審者は近づきにくいものです。
近年では日本でも防犯意識が向上し、地域の防犯活動が活発になりました。防犯ボランティア団体の数も年々増加し、中でも保護者によるボランティア団体の数は急激に増加しています。
地域の防犯ボランティアにより、登下校時の立哨や通学路のパトロール、通学路や遊び場の危険場所を改善するなどの取り組みが行われています。こういったボランティア団体による活動によって、子供と地域住民との繋がりが濃くなっていることは喜ばしいことです。
また地域の掲示板に防犯ポスターを掲示するなど、犯罪の発生や不審者情報を回覧板やメールで住民に知らせることも効果的です。地域の安全マップも防犯に役立ちます。
また全国的に広がっている子供110番の家も地域の重要な防犯となります。最近では設置に協力する家庭や店舗も増え、子供が地域全体で見守られる理想的な環境が実現しつつあります。
他にも地域での身近な防犯として、子どもの登下校時間に合わせて犬の散歩をする、自転車に防犯ステッカーを付けるといったこともあります。
子供を犯罪から守るためには地域の大人たちが子ども達を温かく見守り、安全に気配りすることが最も有効な防犯対策だといえるでしょう。
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