学校・幼稚園




◎学校


学校において教員や子供が被害に遭う犯罪が増加しています。子供達が集まる学校内での犯罪は、直接的な被害者はもちろん、周囲にいた子供達も心に大きな傷を負います。未来のある子供達のために、学校が安全であることは何よりも重要なことなのです。

学校の防犯は自治体や教育機関によってさまざまな取り組みが行われています。学校にいる子供達を守るためには、まず不審者を校内に入れないことが第一です。
そのためには防犯カメラを取り付ける、玄関や校門の施錠を徹底する、関係者が校内へ入る場合には証明書などを首から下げるなど、保護者や関係者への協力を求めながら取り組む必要があります。

安全マニュアルの作成や防犯機器、安全システム、緊急通報システムなどの導入は高い効果が期待できますが、現実には運用訓練が足りなかったり、システムのスイッチが切られていたりして、いざという時に活用できていない場合が多いようです。緊急時に慌てずマニュアルやシステムを活用するためには、日頃からの訓練を積んでおくことが大切です。

最近では不審者が出没すると保護者の携帯電話に不審者情報メールが送信されるサービスが学校や自治体によって普及しています。また、登下校時のPTAや地域ボランティアよるパトロールも効果を得ています。さらに学校の授業に「防犯」を取り入れるようになった自治体もあります。
学校の安全神話が崩れかけている今、地域や保護者の協力のもとで地道に防犯に取り組むことによって再び安全な学校を築かれることが期待されています。

◎幼稚園


学校や塾など子供が通う施設で起こる犯罪が増加しています。
その犯罪は窃盗、わいせつ行為に始まり凶悪なものに至るまで留まるところを知りません。そこで今、学校や塾では防犯が大きな課題となっています。またそういった流れを受けて、幼い子供が通う幼稚園でも防犯を強化する動きが見られます。

幼稚園に通う年齢は親や先生の言うことを確実に守れる年齢ではありません。中には誰にでもついていってしまう子供もいます。そのため幼稚園の先生は保育時間中には子供の安全に努め、お迎えの時には確実に保護者へ子供を返すことが重要な任務です。

幼稚園には多くの子供とその保護者が出入りします。それに紛れて不審者が侵入しやすい場所と考えられます。そこで園内へ不審者を入れない対策も重要な防犯です。幼稚園の門扉の施錠は徹底し、送迎時間外は保護者でもインターホンやモニターによって応答するという園も増えています。保護者からすれば少々面倒ですが、防犯面から考えると安心です。中には警備員を配置している幼稚園もあります。

また幼稚園の中には来園する保護者や業者にネームプレートの着用を義務付けている園も多く見られます。バスの送迎時でもネームプレートの着用を義務付け、子供の代理引き渡しを禁止する園もあります。

最近では防犯カメラを設置する園も増えています。これは防犯と同時に子供の様子を自宅のパソコンなどで見られるサービスを兼ねていることも多く、保護者には人気のあるサービスです。


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